住まいの知恵袋

ホーム > 2009年12月|住まいの知恵袋

「住まいの知恵袋」住まいと長く付き合う為に!

めっきりと寒くなり、いよいよ冬到来。スキーが好きな私には待ちに待った季節がやってきました。
こんにちは、コープ住宅の清水です。いつも住まいのコープ・メールマガジンをご愛読いただき ありがとうございます。

スキーを始めてもうすぐ20年くらいになりますが、私がスキーを始めた20年ほど前は、『空前のスキーブーム』と言われた時代で、ゲレンデでは滑るよりリフトに乗るために並ぶ時間が圧倒的に多く、寒さに震える為にゲレンデへ行っていたような時代でした。 
近年、スキー人口が減り、閉鎖したり、倒産するゲレンデまでが出てきました。広々としたゲレンデを滑ることはとても楽しいですが、あまりにも閑散としている状態も寂しいものです。
昔と違ってリフト待ちも少なくなったゲレンデから、冬の山々の景色をながめるのは最高ですので、メルマガをお読みの皆様も久しぶりにゲレンデへお出かけいただければなぁと思います。

 

紅葉も進み、山並みも冬の気配を帯びてきましたが、皆様のお住まいの庭木はどうでしょうか。この季節は1年の中で最も落ち葉の多い季節です。落ち葉は色々なところに舞い落ち、季節を感じさせてくれますが、雨樋に入った落ち葉は予想のほか、長く引っかかったままになっています。
そこで今月は屋根や樋のお話をさせていただきたいと思います。

落ち葉ですので、簡単に風で舞い、去っていきそうなものですが、樋の中で時間を経て朽ちていく落ち葉はお住まいにとって非常に悪影響を及ぼす可能性があります。
雨が流れにくくなると、樋に重さがかかったままになり、屋根の軒先に負担をかけ、最悪の場合は雨漏れの原因を作ることがあります。雨樋のお掃除はカンタンに出来るものではありませんし、高いところの作業となれば、危険も伴います。
住まいのコープでは『屋根の健康診断』で雨樋の点検も行いますので、是非ともお問い合わせください。落ち葉が入りにくくする対策もご提案できますので、永きに渡ってご安心いただけるかと思います。

みなさまの屋根の形はどのような形でしょうか。お散歩の時にでも意識してご近所の屋根を眺めながら歩くのも楽しいかと思います。
日本の家屋は、さまざまな法規で、周りの環境やお住まいとの調和を重要に考えられています。そのため、屋根も多くの制限からさまざまな形になっています。
お家の形やデザインに合わせて、色々な種類の屋根材で雨から建物本体を守るのですが、日本の家屋の代表的な屋根材はやはり粘土瓦(ねんどかわら)が上げられます。同じような瓦に見えますが、釉薬(ゆうやく)や色・形、等級、産地で実に1,000種類以上あると言われています。

そんな粘土瓦のよいところは、ある程度規格に基づいて作られているため、不具合があれば部分的に差し替え、補修が出来ることです。また、日本の風土で育ったものですので、高い耐久性があり、さまざまなデザインが選べるところもメリットです。
そんな粘土瓦も築後30年を超えるようになると、瓦本体の寿命がやってきます。そうなると瓦の全葺き替えが必要です。昔の建物は瓦の葺き替えなんてしていなかったと思われる方も多いのですが、昔は、町や村に瓦職人さんがおられて、小まめなメンテナンスで少しずつ差し替えたりしていた様です。

最近では、建物自体のメンテナンスの頻度が減ったため、昔のような小さな補修が減ってしまい、全面葺き替えが多く行われるようになりました。お住まいを日差しや雨から守る屋根の葺き替えですので、費用がかさんでしまいますが、先ほど書いたような日ごろの点検手入れで長持ちさせることが可能です。少しでも気になるところがあれば、プロの点検をご依頼ください。
洋瓦、セメント瓦、スレート瓦など、近年普及した瓦も同様です。特に海外の技術で開発された瓦は、日本の「温度差が大きく湿度の高い環境」に予想以上に早く傷んでしまうことがあります。

 

 ここで少し脱線しますが、どなたもご存知のヨーロッパの某有名高級車が日本でたくさん走るようになった1980年代後半、ヨーロッパでは壊れることなどほとんどないと言われたその高級車は、日本の道路で故障が頻発したそうです。

 開発者たちは「勤勉な日本人だが、車の運転は荒いんだな。」「車の扱い方が悪いんだ。」と口を揃えて言っていたそうですが、余りにも似た症状の故障が多く起きるため、日本までやってきて、車の故障を実際に確認したそうです。
そこで初めて気付いたことが、日本の「温度差が大きく湿度の高い環境」だったそうです。ヨーロッパは比較的低い湿度で安定し、温度差も日本と比べて穏やかなので、日本の過酷な環境に「壊れる理由」を発見したようです。その後、開発基準に「日本の環境」を盛り込むことで、他の地域でも壊れにくくなったとか。

屋根材も日本の環境を開発基準にした新しいものがたくさん出てきていますので、今まで以上に耐久性が高く、デザイン性も向上したよい屋根材が多く発売されています。
お住まいに永く住んでいただく途中には、必ずと言ってよいほど屋根を葺き替える時期がやってきます。屋根の重要性とメンテナンスの必要性を意識していただいておくだけで、より良い耐久性とデザインの屋根を選び、お住まいを永く守っていただけます。

まずは気になったら直ぐに点検!!住まいのコープの「屋根の健康診断」をご用命ください。

 

さて、いよいよ12月になりました。年末の忙しい中、大掃除や年賀状の準備、クリスマスの足音などいくつになってもお正月が近づくこの空気はワクワクするものですね。
次回の配信は新年を迎えた後となりますので、皆様とは今年最後のお別れを。

一年間、住まいのコープ・メールマガジンをご愛読いただきありがとうございました。
新しい年の皆様のご健康をお祈りしております。どうぞ良い年をお迎えください。

(住まいのコープメールマガジン 2009年12月配信分)