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畳のリフォーム

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畳のリフォーム

畳のパーツ・部位の名前

畳の状態をチェックする前に、畳の名称について簡単にご説明いたします。

 

■畳表(たたみおもて)
畳の表面、肌に直接触れる部分を指します。主に「い草」を原料として織り上げられ、畳の表面を飾ります。最近では、和紙や樹脂といった素材の畳表もあります。

 

■畳床(たたみどこ)
畳の芯の部分で、畳の弾力性や断熱性、保湿性、吸音効果などを左右する重要な部分です。

 

■畳縁(たたみべり)
畳の長手方向に縫い付けられる布で、畳のフチを保護したり、畳をつなぎ合わせる役割があります。

畳の状態をチェックする前に、畳の名称につ畳のリフォームの画像
畳のパーツ・部位の名前

まずチェック!今の畳は大丈夫?セルフ診断リスト

以下の症状にひとつでも心当たりがある方は要注意です!

 

□表面がチクチク、い草がポロポロ剥がれてきた

□衣類や座布団に畳くずがつく

□畳がブヨブヨ沈んで、歩くと沈む感じがする

□畳が傷だらけで見た目が悪くなっている

□畳からカビのようなにおいがする

□シミが残っていて拭いても取れない

□ペットのニオイが畳に染み付いている

□畳の隙間が目立つようになってきた

□カーペットを長年敷いていたせいか、虫が出るようになった

 

いくつチェックが入りましたか?チェックが多いほど「表替え」や「新調」のタイミングです。

以下の症状にひとつでも心当たりがある方は畳のリフォームの画像
「目割れ」や「よれ」も畳リフォームのサイン!

まだそんなに傷んでいないけど、畳がちょっと色あせてきたら…「裏返し」

対象:比較的キレイな畳で、使用から2〜3年以内

 

新しいたたみを入れたり表替えをしてから3~5年経ち、たたみが日焼けしたり、傷み始めた頃に、たたみ表を裏返す方法です。たたみ表の品質や傷みの度合いによっては裏返しできない場合もあります。5年以上経過していても、たたみ表の状態や品質によって可能ですが、年数が経てば経つほど裏返した面も日焼けが進んでいる状態になりますので、美しい仕上りにはなりにくいでしょう。

畳表は再利用できますが、縁は新たに仕立て直します。様々な色や柄から選べますので、畳縁を変えるだけでも部屋の印象を変えることができます。

「裏返し」ができる畳のチェックリスト

畳のリフォームの画像
畳表をはがす様子

□畳の使用年数が3年以内である

□畳表に目立つキズやささくれがない

□畳の芯(床材)はしっかりしている

□カビ・湿気・臭いの問題はない

□見た目のリフレッシュがしたい

 

YESが3つ以上なら、裏返しがおすすめです!

見た目は傷んでいるけれど畳床が大丈夫なら、「表替え」で畳の表面をリフレッシュ!

対象:畳表の劣化が目立つが、床(芯材)は使える場合

 

衣服にい草が付着したり、畳表の表面が毛羽立つ、破れたという場合、たたみ床はそのまま使用し、畳表と縁を新しいものに貼り替える方法があります。約10年が取り替えの目安ですが、畳表の品質や傷み具合によってもっと早く替えたほうがいい場合があったり、反対に上質なものでしたらずっと長持ちする場合もあります。

□い草の表皮が剥けてポロポロ落ちる

□衣類や肌にささくれがつく

□擦れ・傷・よれ・隙間が目立つ

□お茶やジュースのシミが残って取れない

□カビのにおいがして、拭いても取れない

見た目と衛生面に不満が出たら、表替えをご検討ください。

□い草の表皮が剥けてポロポロ落ちる
□衣類畳のリフォームの画像
畳端を切り落としているところ

「新調」で、まるごと畳をリフレッシュ

対象:畳自体(芯から)ダメージが大きい、または年数が経過している場合

 

たたみのデコボコがひどくなったり、弾力がなくなってきた、大きな隙間が出てきたといった場合、またカビや腐食などたたみ床まで傷んでしまっている場合に、たたみ全体を取り替える方法です。

「新調」をおすすめしたい畳の状態

□歩くと畳がフカフカ・沈む

□畳の上に置いたイスや、歩いていると足元がへこむ

□畳の隙間が大きく開いている

□ペット臭が染みついて取れない

□雨漏り・水漏れで濡れてしまった

□ダニや虫が出てくる(特にカーペット敷きだった畳など)

 

見た目も内部も限界なら、「新調」がおすすめです。

□歩くと畳がフカフカ・沈む
□畳の上に置い畳のリフォームの画像
畳を仕上げているところ

まとめ

■裏返し

  • 【目安】使用開始から2〜3年以内
  • 【特徴】畳表をひっくり返して再利用
  • 【注意点】傷みがひどいと適用不可

 

■表替え

  • 【目安】使用開始から4〜10年程度
  • 【特徴】畳表を新しく張り替え
  • 【注意点】畳床がしっかりしている必要あり

 

■新調

  • 【目安】使用開始から10年超 or 重度劣化
  • 【特徴】畳そのものを新調
  • 【注意点】コスト・作業日数やや多め
■裏返し

【目安】使用開始から2〜3年以内
畳のリフォームの画像

畳の質は「い草」で決まる

畳のリフォームの画像
い草の刈取りの様子

コープ住宅が畳を替えるようになったのは今から40年前。ある組合員さんからのお問い合わせがきっかけでした。

 

実は、畳の快適さを大きく左右するのが「い草」の品質です。

「畳表」には「い草」が必要なのですが、農作物ですので「安心した品質」と「仕上がり」には様々な「こだわり」が必要となります。

コープ住宅がお届けする畳表は、熊本県八代市の農家の方々に生産していただいています。農家の方々には生産時から「コープ住宅」の組合員さんに届くことを知っていただき、丹精込めて作っていただいています。

生協として「品質を確保し、組合員さまにご安心していただけるたたみをお届けする。」40年経った今でも「こだわり」を持っておすすめします。

詳しくは » 住まいのコープこだわりの「たたみ」ページ をご覧ください。

畳の傷みが気になるときは、お気軽にご相談ください。

コープ住宅では、傷んだ畳の状態を見てリフォーム方法をご提案いたします。
畳の状態によっては「床下の無料点検(湿気やシロアリ調査)」もおすすめです。気になる症状があれば一度ご相談ください。

 

また和室の使用状況に応じて、畳のグレードの選定やフローリングへの変更もご提案いたします。ふすまや障子、壁紙や照明といった和室全体のトータルリフォームもお任せください。

 

コープ住宅では、傷んだ畳の状態を見てリフ畳のリフォームの画像
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