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2016.02.26

「踏みづら」と「蹴あげ」。毎日使う、階段にまつわるお話

バリアフリー

ご自宅の室内階段や屋外の階段、マンションの階段、駅や歩道橋の階段、etc…
皆さまも毎日利用されている階段ですが、使い心地はいかがでしょうか。

もちろん、何の不自由も問題も無ければよいのですが、
「もうちょっと1段1段が低かったら良いのに…」
「勾配がきつく、夜など降りる時に怖く感じる」
などといった不便や不安を感じていらっしゃる方もあることと思います。

ご存知でしたでしょうか?階段の高さや1段の長さは、建築法によって きちんと定められているのです。

蹴上(けあげ)と 踏み面(ふみづら)のお話

階段の1段の高さを、『蹴上(けあげ)』と言います。
階段の1段の面の幅(奥行き)を、『踏み面(ふみづら)』と言います。

建築基準法において、建物の用途に応じて、設置される階段の蹴上、踏み面の寸法の基準がそれぞれ、定められています。

一般住宅の場合

●蹴上:23センチ以下
●踏み面:15センチ以上 …と定められています。

実際に、蹴上23センチ・踏み面15センチぴったりの寸法で階段を作ると、角度は約57度。かなり勾配の急な階段ができてしまいます(^^;

お家の構造に合わせて、実際はもう少し余裕をもった階段となっているはずです。

ためしに、弊社スタッフ自宅(戸建)の階段の寸法を図ってみました!↓

 

蹴上は19センチ、踏み面24センチでした。踏み面に余裕を持たせて、比較的ゆるやかな角度になっていますね。

踏み面は、階段を上る時より降りる際に重要性を発揮します。
面が少ないと、足を降ろした時にかかとだけで踏みしめて、つま先の方は宙に浮いている状態となり、すべりやすい危険な体勢で階段を降りることになってしまいます。

皆さんのご自宅の階段はいかがですか?

バリアフリー法適用の階段の場合

『高齢者等の移動の円滑化に関する法律』(通称・バリアフリー法)によると、
●蹴上:16センチ以下
●踏み面:30センチ以上 …と定められています。

昨年でき上がったばかりの、某JRの駅の階段を測ってみました。↓

 

実測は、蹴上14.5センチ、踏み面32センチでした。蹴上も低く、踏み面にもかなり余裕があり、身体の不自由な方や年配の方でも上り下りがしやすい、ゆったりとした階段です!

毎日使う階段も興味を持つと面白いですね。以上、ちょっとした日常の豆知識でした。

階段のリフォーム・いろいろ

残念なことに、階段は家の中でも転落事故の危険性が最も高い場所です。
若いころは不自由を感じなくても、加齢が進むと、階段を上る時につらいなと感じたり、足を乗せる踏み面が狭いと不安を感じるようになります。
高齢者でなくとも、小さなお子様のいらっしゃるご家庭でも同じことが言えます。

階段にも、より高い安全性を目的とした さまざまなリフォームがあります。

●階段すべり止め材の設置
●手摺りの設置
●いす式階段昇降機の設置
●階段の架け替え工事 (家の構造によってはできない場合があります)

コープ住宅でも、数々の階段リフォームを施工してきております。階段についてご不満や不安に思われる点がありましたら、お気軽にお問い合わせいただければ…と思います。

情報提供は、中部営業所の前田でした。

 

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