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2018.11.06

省エネ!冬場にあたたかな部屋を保つ方法

断熱窓カーテンやっておいた方がいいこと省エネ内装

こんにちは。いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。

今の時期、朝晩の寒暖差があり夜になると急に冷え込んできたりしませんか?

ご存知でしたでしょうか。
冬場に家の中から逃げていく熱は、実に50%以上が「窓から」だと言われています。
お家のこんな症状↓に心当たりはありませんか?!

 

 

これがつまり、窓を通じて室内の暖かな空気が逃げていく「熱損失」という現象です。
家の中の寒さ対策は、この熱損失を減らして、窓の断熱効果を上げることがポイントとなります。窓をしっかり断熱することによって室内が暖かく保てるようになり、暖房費の節約にもつながりますので一石二鳥ですね。
今日はその【窓断熱】対策についていくつか、ご紹介させていただきます。

その1.市販の断熱シートを貼る

一番お手軽でリーズナブルな対策として、窓に市販の「断熱シート」を貼る方法があります。

ホームセンターには、実に様々な種類の「断熱シート」が並んでいますが、その多くはポリエチレン製のフィルムで、貼るとガラスとの間に空気の層ができて、外の冷えを遮断してくれる…という仕組みです。
後でご紹介する『その3・内窓』の仕組みのお手軽・簡易版と言えるでしょう。

表と裏面があり、裏面は水貼りできるように加工されているものもあります。
水貼りできない場合は、セロテープか養生テープを使って貼ると良いでしょう。

プチプチも利用できます!

よく梱包材として使われる気泡緩衝材(いわゆるプチプチ)も利用できます!

その際、空気の層ができやすいように、凸面を窓側にして貼るのがポイントです。
・窓ガラスの大きさに併せてプチプチを切り取り、テープで貼り付ける。
・下記の写真のように、窓枠全体よりもやや大きいプチプチを用意し、窓枠の上方のみをざっくりと画鋲でとめる。カーテンのように上から垂らすイメージで。
(窓の開閉ができるよう、上部のみを固定するのがポイントです)
…などの貼り方があります。

 

 

費用面では、とてもお手軽なのですが、窓からの見通しが悪くなることと、貼る際に少々手間がかかる、なにより汚れや結露をそのままにして貼るとカビの繁殖を促してしまう恐れがあるのであまりお勧めしません。

その2.カーテンで工夫する

カーテンを作り直す時、少し手間をかけることで断熱効果を高めることができますので、ご紹介します。

両開きのカーテンの場合

両端にリターンを取って巻き込むように加工することで、カーテンのサイドからの冷気の進入を防ぐことができます。また、サイドの隙間からの直射日光を防ぐこともできます。

 

 

↑ 【TOSO】ホームページ 「美しいカーテンのつくり方」より。

また、メーカーによっては、カーテンレールの上部に 専用の「カバートップ」を取り付けるという方法もあります。カバーを付けることによって、レール上部からの空気の流出入を防ぐことができるのです。

ベッド横に腰窓がある場合

カーテンの仕上がり丈をベッドの高さより下に長く伸ばすことによって、窓からの冷気を体に直接受けずに下方に逃がすことができますよ。

 

その3.「内窓」を取り付ける

一番効果が高いのが、今ある窓の内側に新しく「内窓」を取り付けて、2重窓にするという方法です。
窓を2重にすることで、間に空気の層ができ、冷たい外気が室内に流れ込むのを防いでくれるという仕組みです。
窓の断熱性をアップすることで、ひんやりした寒さも解消しますし、暖房の効き目がよくなるので節電にも大いに役立ちます。
この他にも、結露の発生を抑止、外部からの騒音を軽減するという効果も併せ持っています。

 

 

少し前になりますが、スタッフが自宅に内窓を取り付けたことがあり、その時の体験談が当ブログの記事になっていますので、こちらも参考にしていただけることと思います。

↓  ↓  ↓

スタッフブログ内窓の効果実測!!

 

内窓の防音効果について

・近くに新幹線の高架があり、一日中、かなりの騒音である。
・隣が公園で、日中は子供たちの歓声が絶えない。
・隣がコインパーキングで、車のエンジン音が喧しい。
…など、年間を通じて組合員様から、騒音についてのご相談をたくさんいただきます。
これらの騒音対策として内窓をご提案・設置した結果、「その後、騒音が気にならなくなった」とのお言葉を多数、頂戴しております。

内窓は夏場にも活躍します

また、内窓が効果を発揮するのは冬場だけではありません。夏場にも活躍するんです!
・窓からの強烈な熱も軽減可能です。
・冷房(エアコン)の効き目が良くなります。
というように、内窓は夏も冬も、断熱対策として有効な手段なのです。

 

その4.窓ガラスを「真空ガラス」に交換する

真空ガラスは、2枚のガラスの間に 0.2mmの真空層を閉じ込めている複層ガラスです。
真空の中では熱伝導が起こりませんので、一般の1枚ガラスの約4倍の断熱性能を発揮します!特に冬は、その優れた断熱性能によって暖房がすばやく効いて、部屋のあたたかさが長持ちします。
また、断熱効果に加えて遮音性能と結露の抑制効果も高い、窓際の万能選手と言えるでしょう。

 

 

ただしこれまでご紹介した中では、最もコストが嵩むという点が悔しいところです…。(^_^;

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家にあるプチプチを窓に貼る方法から、窓ガラス交換までご紹介してきましたが、ご参考になりましたでしょうか。

「窓断熱」というプチ知識を持っているだけでも、ホームセンターに行った時、あるいは新聞といっしょにリフォームのチラシが入っていた時など、「あ、これ知ってる!」と目に付きやすくなることと思います。

豆知識と少しの手間を加えて、どうぞ暖かなお部屋でお過ごしください。

 

また断熱リフォームに関するご相談・お問い合わせはお気軽にお申しつけください。←こちらをクリック!

 

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