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2016.03.14

知っておきたい、日当たりと窓の大事なお話

建具内装玄関

窓は、太陽の光をお家の中に取り入れることによって、明るさと温かさを家の中にもたらしてくれます。
その太陽の光も、季節によっては時にまぶしく、また暑すぎるということもありますよね。
今日は、こんな日当たりと窓の関係についての、知恵袋的なお話です。

 

日当たりと窓の位置

もしもリフォームによる窓の位置・大きさの変更や新設をお考え中でしたら、
・周りの建物の高さ
・周りの自然環境(周囲に水辺があったり、高木が茂っていたりする場合)
・季節ごとの太陽の高度と日の出・日没の位置
などの条件も考慮に入れて、じっくりと日当たりと窓の位置についてご検討されることをおすすめ致します。
これらの条件によって、窓の位置や大きさだけでなく、庇の長さやガラスの種類も変わってきます。

南側の軒先は深くとっておきましょう

日本では太陽が南中した時、特に夏季では上から光が射してきます。
窓からの日射と採光を遮るには、南面は軒先を深くとる(庇を長くする)ことが一番効果的です。

軒先が取れない場合は、窓辺に横ルーバーを設けましょう。

ちなみに、冬季では南中高度がそれ程高くありませんので、庇を絶妙な長さにしていると、「夏は涼しく、冬は暖かい」という自然の力を存分に生かしたお家になりますね。

 

東西の窓辺には縦ルーバーがおすすめ

また、東西面からのお日様の光(朝と夕方ですね)には、縦ルーバーが有効です。
受照面が小さくなりますので、それほど暑くはない光ですが、真横から直接、眼に飛び込んでくるので、西日は特にまぶしいときがあります。
台所が西向きなので、目の前の出窓がまぶしい!という奥様も多いのではないでしょうか。
葭簀(よしず)を立てて、光を遮る工夫とされているのを良くお見かけします。

しかし葭簀は生き物ですから、すぐに傷んでしまい、毎シーズン取り換えておられる方も多いことと思います。
こんな時は、窓辺の縦ルーバー設置がおすすめです。
日没の位置は季節によって変わりますので、角度の調節ができる可動ルーバーならば更に良いですね!

窓の断熱性

住宅の部位は大きく分けて、外壁・屋根・窓・扉があります。
その中でも、熱の入射・損失の半分以上は「窓から」なのです。

夏季・冬季は、窓から不快な外気が進入して室内環境を快適とは言えない状態に低下させます。
窓に少し工夫をして断熱性を持たせれば、外気の進入を防げますし、冷暖房の負荷が減って省エネ効果もアップします!

ここ最近のお家は、複層ガラスの窓が一般的になってきましたね。
ガラスを複層ガラスに入替えたり、内窓をつけたり、断熱フィルムを貼ったり…いろいろな断熱方法があります。
夏はクーラーが効きにくく、冬は暖房が効きにくい…そんな場合は、一度、窓断熱について見直されてみることをおすすめ致します。

窓の断熱については、以前にも記事になっていますので↓、よろしければ読んでみて下さいね!

◆2016年1月16日:省エネ!冬場にあたたかな部屋をずっと保つ方法

アレルギー対策:毎朝、窓を開けよう!

住まいのほこりは、アレルギーの原因になることもあります。
基本の床掃除は必須ですが、簡単で効果的な撃退方法のひとつが「窓をあける」ことです!

部屋のほこり率を下げるには、窓を開けるのが効果的なのです。
朝のきれいな空気で換気をすると、さらにいいですね♪

 

いかがでしたでしょうか。
ふだん何気なく目にしている窓ですが、家の中に光と風をもたらしてくれる大切な部位だと、あらためて感じられることと思います。

窓の位置やガラスの種類についてもっと知りたい、困っていることがある、などの場合は 最寄りの営業所 もしくはいつもの地域担当者までお気軽にお問合せくださいね。

情報提供は、西部営業所の小畠でした。

 

 

 

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